津軽びいどろ 子ふくろう
美しく愛嬌のある姿が目を惹く、津軽びいどろの子ふくろうです。
日本では昔から「福来郎」や「不苦労」などと言われ、縁起が良いとされてきたふくろう。
良く首が回ることからお金に困らない、夜目が利くことから見通しがいいとされ、古くから親しまれている存在です。
今回このふくろうの置物が生まれたのには素敵なヒストリーが。
青森県の名産であるりんごの木を、木の天敵・野ネズミから守るのがふくろう達。
りんご園で育つこの「お助けふくろう」は、農家の方達にとってまさしくその名の通り「福来る」鳥かもしれません。
そんな青森県にゆかりのあるふくろうを、津軽びいどろの職人さんが真心を込めて制作。
はじめは竿に巻き取った小さなガラス玉の状態から、色を重ねて表情を作り出し、ガラスが持つ丸みを生かしながら細部に手を加えて仕上げます。
手作りならではの個体差も魅力のひとつ。
水滴のような瑞々しさで、置く場所により異なる表情を見せてくれます。
こちらの子ふくろうには黒色の台座と、職人さんの名前が記された木札が付属しております。
津軽びいどろは、豊かな自然と北国の風土に育まれた青森県の伝統工芸品に指定されるハンドメイドガラス。
紀元前1世紀頃から受け継がれてきた「宙吹き」の技法を用いて生み出されたのが始まりです。
古来の姿をそのまま残したものや、新たな技法を取り込んで受け継がれている美しい色合いや形の造形をお楽しみください。
更新日:
5,400円