津軽びいどろ 親子ふくろう
美しく愛嬌のある姿が目を惹く、津軽びいどろの親子ふくろうです。
日本では昔から「福来郎」や「不苦労」などと言われ、縁起が良いとされてきたふくろう。
良く首が回ることからお金に困らない、夜目が利くことから見通しがいいとされ、古くから親しまれている存在です。
今回このふくろうの置物が生まれたのには素敵なヒストリーが。
青森県の名産であるりんごの木を、木の天敵・野ネズミから守るのがふくろう達。
りんご園で育つこの「お助けふくろう」は、農家の方達にとってまさしくその名の通り「福来る」鳥かもしれません。
そんな青森県にゆかりのあるふくろうを、津軽びいどろの職人さんが真心を込めて制作。
はじめは竿に巻き取った小さなガラス玉の状態から、色を重ねて表情を作り出し、ガラスが持つ丸みを生かしながら細部に手を加えて仕上げます。
手作りならではの個体差も魅力のひとつ。
水滴のような瑞々しさで、置く場所により異なる表情を見せてくれます。
さらにこちらの親子ふくろうの木台にはりんごの木を使用。
収穫用に低く育てられ、硬く節が多いためおよそ半分しか加工品にならないりんごの木の廃材を使うことで、地元資源を生かしエコにも配慮しています。
伐採した後に適度な大きさにカットし、3年もの間乾燥に費やすという丁寧な加工。
台の片方が必ず表皮面になるよう、趣を大事に仕上げられています。
天然木ならではの節や、一つ一つ異なる木の表情をご堪能ください。
津軽びいどろは、豊かな自然と北国の風土に育まれた青森県の伝統工芸品に指定されるハンドメイドガラス。
紀元前1世紀頃から受け継がれてきた「宙吹
更新日:
21,600円